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名前: |
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松田弘之〔まつだ ひろゆき〕 |
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生年月日: |
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1953(昭和28)年1月29日生・A型 |
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在住: |
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東京都 |
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師事: |
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故田中一次、故森田光春 |
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役職等: |
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能楽協会 会員
日本能楽会 会員
国立能楽堂伝承者養成「能楽三役」研修講師 |
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◎ これまでの舞台生活の中で記憶に残る舞台 |
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最近のものから、昨年10月の厳島神社能舞台(広島)で大雨の中での喜多流〈竹生島
女体〉。同じく10月、写真家・杉本博司氏の森美術館に於ける個展時、会場内での〈鷹姫〉。
そして、9月と11月多田富雄先生の新作能〈原爆忌〉と〈長崎の聖母〉。特に〈長崎の聖母〉は爆心地の近く、被災し復興した浦上天主堂内で行なわれ、主催の純心女子学園の女子高生達の歌うグレゴリア聖歌が能の要所に入り強く印象に残っています。
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◎ 近況 |
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2月に能楽座でフランスのストラスブールに行きます。日仏演劇学研究集会にての公演でもあり、フランスの演劇関係者も多いお客様からどのような反応が返ってくるかなと思います。能は梅若六郎先生の〈清経〉と〈恋重荷〉です。 |
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◎ お客様へのお知らせ・メッセージ(出演予定など) |
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近くは何といっても4月の響の会、西村高夫さんの〈道成寺
赤頭〉です。〈道成寺〉はやはり特別な曲で、少し先であっても頭のどこかにそのことがあります。また、9月には福岡で粟谷益二郎先生の50回忌追善能、10月には観世左近先生の17回忌追善能にて〈清経
恋之音取〉があります。「恋之音取」は笛方にとって重要な小書ですので、まだ先ですがやはり頭のどこかにあります。 |
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◎ 響の会・響の会同人について |
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西村高夫さん清水寛二さんとは同世代ですし、シテ方と笛方ですが同じ時期に修業し、多くの経験を共にしてきましたので何か同志的なものを感じています。これからも末長くご一緒させて頂きたいと思っています。 |
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◎ 最後に…(ご自由にお書きください) |
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私の吹いている笛には龍吟(りょおぎん)という銘があります。つい先頃勤めた青山能〈白楽天〉の中入前に地謡が「鼓は波の音、笛は龍の吟ずる声」と謡うところがあるのですが、思わず膝に立てている笛の先端の龍の頭金(かしらがね)を見てしまいました。
〔'06/1/28 公開〕 |
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