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曲名: |
歌占《うたうら》 |
作者: |
観世元雅(一説) |
季節: |
夏(旧暦4月) |
場所: |
加賀・白山の麓 |
分類: |
四番目物・一場 |
上演時間: |
約1時間5分 |
上演データ: |
響の会
第7回研究公演・第1部
1998年10月3日(土)
銕仙会能楽研修所
シテ・清水寛二
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清水寛二〔撮影:吉越 研〕 |
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●あらすじ |
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文・清水寛二/西村高夫 |
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伊勢二見の神職渡会何某は諸国一見の途次急死したが、三日後に蘇生、地獄を見た故に総白髪となり、今は諸国放浪の歌占をする男巫子と身を窶している。
父を捜す幸菊丸は里人に伴われ歌占のもとに来た。まず里人が歌を引くと、その父は病は篤いが回復するという占い。幸菊丸が引くと歌占は既に親子は再会していると占う。渡会はあまりの不思議さに子の名や在所を問い、親子だと知れた。
子供を伴い伊勢に帰るという渡会に、里人は名残りに『地獄の曲舞』を見せて欲しいと望む。渡会は地獄の有り様を謡い舞う。舞ううちにも神憑りとなるが、やがて狂いも覚め、古里へと帰って行った。
〔'98/10/3 第7回研究公演 パンフレット掲載〕 |
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