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曲名: |
自然居士《じねんこじ》 |
作者: |
観阿弥(一説) |
季節: |
不定 |
場所: |
京・雲居寺
近江・琵琶湖 |
分類: |
四番目物・一場 |
上演時間: |
約1時間15分 |
上演データ: |
響の会
第6回研究公演・2部
1998年6月20日(土)
銕仙会能楽研修所
シテ・西村高夫
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西村高夫〔撮影:吉越 研〕 |
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●あらすじ |
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文・清水寛二/西村高夫 |
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京都東山雲居寺。自然居士の説法の場に女児が現れ、文と小袖を差し出す。父母の供養の為に我が身を売ったのだ。人商人が説法の庭に現れ、女児を連れ去る。このことを聞いた自然居士は、善人の女児を助けられなければ説法を続ける意味がないと説法を打ち切り、人商人の後を追う。
大津の湖岸で追いついた自然居士は小袖を投げ返し舟を留め、命をとると脅されても女児を取り返すまではどうあっても動かないという。
困り果てた人商人は、自然居士をさんざんになぶった後に女児を返すことにした。自然居士は人商人の命ずるままに、舞を舞い、簓を擦り、羯鼓を打って芸尽くしを見せ、ついには女児を伴い都へと帰っていった。
〔'98/6/20 第6回研究公演 パンフレット掲載〕 |
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