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曲名: |
江口《えぐち》 |
作者: |
金春禅竹(一説) |
季節: |
秋(旧暦9月) |
場所: |
摂津・江口 |
分類: |
三番目物・二場 |
上演時間: |
約2時間 |
上演データ: |
響の会
第7回研究公演・第2部
1998年10月3日(土)
銕仙会能楽研修所
シテ・浅見真州
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●あらすじ |
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文・清水寛二/西村高夫 |
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旅の僧が摂津国江口の遊女の旧跡を訪れる。この地は西行法師と遊女が一夜の宿をめぐって歌を詠み交わしたことでも名高い。
僧は何処からともなく現れた里女と西行と遊女の歌をめぐって問答を交わす。女は僧に仮の宿に心留むなとさとし、自ら江口の遊女の幽霊だと名乗り消え失せた。〈中入〉
江口の遊女を弔う読経をする僧。
月澄みわたる川面に遊女たちが歌いつつ舟遊びをする様が浮かびあがる。遊女は川舟を留め、波を枕に一夜の契りを交わす身の儚さを嘆く。
やがて江口の君は艶やかに舞を舞い、普賢菩薩と変じ、舟は白象と化して西方浄土へと消え失せた。
〔'98/10/3 第7回研究公演 パンフレット掲載〕 |
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